昭和40年代国鉄の近代化・合理化により、全国の蒸気機関車が廃止される中、1973年10月には、山口線からもSLが姿を消すことになりました。 その後、多くのSLファンや地元市町村を中心にSL復活への気運が高まり、当時の国鉄総裁の大英断で1979年8月1日、山口線にSLが復活することになりました。 SLやまぐち号は、「新山口」を出発し、白狐が見つけたといわれる美肌の湯「湯田温泉」、大内文化の香り漂う「山口」、四季折々の情緒を楽しめる「長門峡」、山陰の小京都「津和野」までの62.9kmを約2時間かけて、多くの人の夢を乗せて走ります。
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