殿町通り
殿町周辺は白壁に格子窓の古いたたずまいを残している城下町の風情を味わえるエリア。通りの掘割にはたくさんの鯉が悠々と群れ泳ぎ、観光客の人気を呼んでいる。
安野光雅美術館
太皷谷稲成神社
森鷗外旧宅
絵本のノーベル賞といわれる国際アンデルセン賞をはじめ、多くの国際的な賞を受け、風景画、装丁、エッセイなど幅広い分野で活躍中の安野光雅氏の美術館。氏の作品を中心に展示する全国唯一の美術館で、プラネタリウムも設置される。
津和野藩7代藩主亀井矩貞が城の鎮護と領民の安穏を願って、城山の太皷谷に京都伏見稲荷を勧請したものである。現在では日本五大稲荷の一つにかぞえられる。一般には稲荷と書くが、ここでは全国で唯一、稲成と書く。商売繁盛、開運厄除けの守護神として多くの参拝者で賑わう。
明治の文豪森鷗外の生家。彼は11年間をここで過ごし、その後再び津和野に帰ることはなかった。しかし遺書に記された「余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス」という言葉を見ると、彼自身にとって幼き日々の生活がいかに重要な意味を持っていたか明らかである。隣接して「森鷗外記念館」がある。
Copyright ©2022 SLやまぐち号. All Rights Reserved.